12月は、『 コートにすみれを 』 という曲を

 

コートの似合う季節。

コートに薔薇…じゃなくて、「すみれ」と言うのが粋ですね。すみれの花束は確かに可愛いかも。 (彼からもらう…ってのもね。)

すみれの花言葉、【 謙虚・慎み深さ・純潔・小さな幸せ 】だそうですよ。

『コートにすみれを』は、1941年 トム・アドエア(作詞) マット・デニス(作曲)の歌です。

←これが本家。

 

『Plays & Sings 』 試聴は9曲目 (画像もしくは、アルバム名をクリックすると試聴サイトに)
マット・デニス (vo. p.)

 

1950年代のライヴアルバム。マッドがピアノの弾き語りでオリジナルを歌ってます。優しくてあったかい。(ちなみにこのアルバムには映画『ジェニファー』で彼が歌って大ヒットした「エンジェル・アイズ」も収録。)

 

《コートにすみれを》 歌詞です。

  私の毛皮のコートにあなたが買ってくれたスミレの花束
  それはあの春のこと まだ憶えてるの
  私の毛皮のコートにあなたが買ってくれたスミレの花束
  今は4月 5月 そして12月
  雪が花に舞い落ちて溶けていくの
  花びらにたまった夏の日の露のよう

  私の毛皮のコートにあなたが買ってくれたスミレの花束
  冬の空に映えるブルーの あなたは私のコートのスミレ
  あなたの微笑が優しく胸に沁みたの
  
  あの日からこんな気持ちになったの
  私達 本当の恋におちたのね
  私の毛皮のコートにスミレを買ってくれた日から
  あなたの微笑が心に沁みた日から…

 

 

◆ 『 Swing Easy! / Songs for Young Lovers 』

      8曲目
フランク・シナトラ(vo.) 1950年代
ネルソン・リドル楽団

「コートにすみれを」がとても似合うシナトラ。歌が上手いし、あたたかい。安心できる。

ビッグバンドの演奏も楽しめますね。元々この曲は、1941年、シナトラが歌ったドーシー楽団のレコードでヒットしました。
このアルバムでは、「スイング・イージー」と「ソングス・フォー・ヤング・ラヴァーズ」とをカップリングしています。前者はスインギーに、後者はバラード中心。シナトラの動と静、両面を堪能出来ます。

 

◆ 『 Coltrane / Prestige 7105 』 2曲目
ジョン・コルトレーン(ts) 1957年


コルトレーン初のリーダーアルバム。
2.「コートにスミレを」、甘く歌心があるコルトレーンのテナー。
他の曲もとても親しみやすく聴き易い。ロマンチック♪

 

◆ 『 Lady In Satin 』 試聴は6曲目
ビリー・ホリディ(vo.) 1957年
レイ・エリス楽団

「レディ・デイ」と敬意を表して呼ばれたジャズ・ボーカルの女王ビリー・ホリディ。でも晩年の彼女の歌声は、悲し過ぎますね。恋に生き、愛を探し求め、お酒と麻薬で身体をぼろぼろにして、美しかった声は、艶を無くし…。このアルバムは亡くなる一年半前の録音。
「コートにすみれを」も、彼女の歌の中に、愛の“孤独”を感じてしまい、涙。。

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冬はコートを着てお出かけ。

さて、皆さんは誰の曲を携えて行かれますか?

 

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